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『フードフロー』を『フードコミュニケーション』へ

食は体に作用するだけでなく、心にも作用する。
『食卓』という空間、『食事』という時間。それらは人に幸せをもたらしてくれる。
ただ栄養としての食ではなく、より価値のある食卓と食事は、その幸せを倍増させる。

私たちは、家庭では作ることが難しい、価値の高いメニューを提供することにより、人々をもっと幸せにしたい。
今まで知らなかった料理や食べ方を提案することにより、発見と驚きを与えたい。

それは食卓だけにとどまらず
素晴らしい食材を作る生産者も、それを調理する料理人も、飲食店を営む経営者にも、家庭で食事を作る一般の方でも
食に携わるすべての人々を幸せにしたい。共に幸せになりたい。

その為に私たちは、一介の作り手としてだけでなく、
《生産 → レシピ → 調理 → 販売 → 流通 → 消費》
この食のフロー全てに関わり、フードコミュニケーションを確立し、人々の幸せの為に尽力したいと考えております。

ヒマラヤ登山の際に、登山者と共に登り山頂までガイドするシェルパのように、最後まで寄り添い続ける。
そうやって、自分達に纏わる全ての人々と共に歩み、幸せを実現させる。
これが私たちのビジネススタイルであり、目標です。

 

飲食人の社会的地位を上げたい

飲食業界においては深刻な人手不足が問題となっております。昔からずっと不足気味だったかもしれませんが、近年の事態は異常なほどです。
確かに現場は楽な仕事ではありません。せっかく経験を積んだ貴重な人材が他の業種に転職してしまったり、新たに飲食に携わりたいと思う若者も減る一方です。
待遇面で魅力的な職場にする為には、まずはお店が儲からなくてはなりません。
その形を作れば、従業員やお客様に還元することができ、好循環が生まれます。

その為には様々な取り組みをしなければならないでしょうが、私たちが最も大切だと考えているのが「調理作業の効率化」です。

作業効率化=生産性アップ

現場におけるほんの些細な「やりづらい」。それは一つではなくたくさんあるかもしれません。
それらが積み重なり、一日の作業量が半分になっていたりしませんか?

例えば、扱いやすい器具の選定。使いやすい保管の仕方。器具の配置。

  • どの場所でどんな作業をするのか。その時何をどこに置いたらやりやすいのか?
  • どの包丁が最適なのか?
  • 包丁ではなく違う道具の方が早いのではないか?

私たちは、長年の経験から得たそうしたノウハウを現場スタッフに落とし込みます。
もちろん考えながら作業をしている方もたくさんいるでしょうが、自ら考えない方がいるのも、残念ながら現実です。
また、一つのお店で長年働く。それはとても良いことですが、新しい視点からしか見えないことも大いにあります。